山梨の農業

くだものをおいしく食べるには

フルーツをおいしく食べるには・・・

フルーツのおいしさをそのまま楽しみたいなら、やっぱり生のフルーツを新鮮なままいただくのがよいでしょう。食欲のない朝に効率よくフルーツがとりたいという方には、ジュースもおすすめです。また、フルーツをミキサーで顆粒状に砕いたシャーベット感覚の飲み物も人気です。一手間加えて砂糖と煮込んだコンポートもおいしいですね。冷たく冷やせばおしゃれなデザートですし、ヨーグルトをかけると朝食の1品になります。

お店で・・・

ハリがあって、つややかで重みのあるものを選びましょう。リンゴやナシのようなくだものはじくが、しっかりとついているもの、フルーツ本来の色がよく出ているものを選びます。

食べ頃は・・・

お店で買ったくだものがまだ熟してなく固いと、柔らく熟すまで待って食べたりしますね。このようにくだものが収穫後に熟すことを「追熟」と言います。追熟は、エチレンという物質と関係しています。くだものは自らエチレンを作り出して、くだものの酸を減らし、澱粉を糖に変えて甘くし、香りのもとを出すのです。くだものの中にはキウィフルーツや西洋ナシのように追熟を待たないとおいしく食べられないものもありますから、芳香や固さで追熟をよく確かめてから食べましょう。

おいしさを長持ちさせるには・・・

ブドウ、ナシ、ウメ、キウィフルーツなどは袋に密封して冷蔵庫に入れます。モモ、リンゴ、ミカン、パイナップルなどは風通しの良い涼しいところで保存します。サクランボ、ビワ、イチジクは傷みやすいので、冷蔵庫に入れて早めに食べましょう。